親知らずとは？
親知らずとは、前から数えて8番目に生えてくる歯のことで、10代の後半から20代半ばに生えることが多いという特徴があります。一番奥に生えるため歯磨きが難しく、むし歯や歯周病のリスクも上がります。一方、親知らずが生えない人もいます。生えるかどうかの診断も可能です。
当院の親知らず治療の特徴
1. 口腔外科専門医による治療
当院の院長は日本口腔外科学会 専門医です。大学病院や総合病院での豊富な臨床経験をもとに、難症例にも対応可能です。「他院で抜歯を断られた」「難しいケースと言われた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
2. CTによる精密診断
親知らずの位置や神経との距離を確認するため、歯科用CTを用いた3D診断を行います。これにより術中のリスクを最小限に抑え、安全に抜歯を行えます。
3. 痛みに配慮した抜歯
抜歯の際には局所麻酔を用いますが、「麻酔の注射が痛い、怖い」という患者様も少なくありません。麻酔注射の痛みは、ドクターの技術が大きく影響します。当院長は口腔外科専門医であることから、豊富な臨床経験で「痛みの少ない注射」の技術を獲得しています。また、痛みを抑えるためいくつもの工夫を行い、怖くない治療を進めています。
4. 急性症状への迅速対応
腫れや痛みが強い場合は炎症を抑える処置を行い、落ち着いたタイミングで抜歯します。急患対応も可能です。
5. 術後ケアとフォローが充実
抜歯後は痛み止めや抗生剤を処方し、回復までサポート。必要に応じて再診を行い、ドライソケットなどにも迅速に対応します。
6. 将来を見据えた治療方針
親知らずは必ず抜歯しなければならないわけではありません。しかし、横向きや斜めに生えていて、周囲の歯に影響を及ぼすような場合は、抜歯が必要になります。矯正の治療でも、親知らずの抜歯が必要なケースがあります。
抜く必要があるのなら、若いうちがおすすめです。理由は、年を重ねると骨と癒着することがあるから。癒着してしまうと、抜歯が非常に難しくなります。
治療の流れ
1カウンセリング・診断
口腔内診察＋レントゲン・CTで位置を確認
2治療方針のご説明
抜歯の必要性、方法、リスクをわかりやすく説明
3麻酔・抜歯処置
表面麻酔＋局所麻酔で痛みを最小限にして抜歯
4術後ケア
出血や腫れを抑える処置、痛み止めの処方
5経過観察
1週間程度で抜糸、治癒状態を確認
よくある質問（Q&A）
Q. 抜歯は痛い？
A. 表面麻酔＋電動麻酔で注射の痛みを軽減し、ほとんど痛みを感じずに抜歯が可能です。
麻酔が効きにくい場合は、一般の歯科医院ではほとんどできない「伝達麻酔」という方法を行います。
Q. 腫れやすい？
A. 個人差はありますが、術後2〜3日がピークで、1週間程度で落ち着きます。
Q. 他院で「大学病院で」と言われたが大丈夫？
A. 他院では必要に応じて連携病院を紹介しますが、院長はそんな紹介された患者さまの歯を大学病院やその関連病院に在籍時代に抜歯していたのです。ですので、当院ではそんな難症例にも対応可能です。さらに、一般の歯医者さんよりはるかに早く抜歯することができます。
Q. 抜歯しない選択はある？
A. 真っ直ぐ生えていて清掃ができている場合は、抜歯せず経過観察することもあります。
院長からのメッセージ
現に、当院で抜歯を受けられたほとんどの患者様が「こんなに早く、簡単に抜けるの」とおっしゃっています。
安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明とフォローを徹底していますので、まずはお気軽にご相談ください。
